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火葬場の衝撃

マイクロバスが脇道に入って少し進むと、
右手に芝生が広がった。
緩やかなカーブを描く緑色の屋根の建物が遠くに見える。
パッと見ただけでは、ちょっとした美術館のようだ。

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18:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

祖父の帽子

 

母方の祖父が亡くなった。
「最期に会えなかった…」
少しの間、母は声を上げて泣いた。
危篤の知らせを受けて、帰省の準備をしている最中だった。

19:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

メイド喫茶への道

図書館でふと目についた本を借りてみた。
『図説 英国メイドの日常』(河出書房新社)。
十九世紀後半から二十世紀初頭にかけてのメイドの現実的な生活が、
写真やイラストとともに紹介されている。
一日の労働時間は十六時間以上にも及び、休みは週に半日だけ。
住み込みとはいえ、給料はほんのわずかな額がもらえるだけだ。
「あの頃は楽しかった」
と、懐かしく回想する元メイドもいるようだが、
メイドの労働環境は実に苛酷なものだった。

19:00 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark

おじいちゃんの家

 

駅前の大通りはチェーン店がずらりと並び、
どこにでもありそうな街にすっかり変わっていた。
ちょっとした寂しさを覚えながら、
窓の外を過ぎていく景色を眺めていた。
しかし車を降りると、濃い匂いが鼻をついた。
草いきれと田んぼの混じった匂い。
途端に、「帰ってきた」ということが実感として感じられた。

14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

巨木ミンガス

 

ある時、YouTubeであるグループの演奏を見つけた。
グループを率いるのはベーシストのチャールズ・ミンガス。
僕をジャズの森に引きずり込んだ張本人だ。
彼のおかげで僕はジャズの森をさまよい歩くことになったのだ。

18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

聴説 台湾よもやま話 vol.15 「三太子」

 

唐の武将、李靖の妻が懐妊してから三年六ヵ月。
ようやく産み落とされたのは丸い肉塊だった。
妖怪の類かと疑った李靖が剣で切り裂くと、
手に輪っかを持ち、体に赤い布を巻いた赤ん坊が中から現れた。

19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

聴説 台湾よもやま話 vol.14 「姑娘廟」

 

台湾には大小数多くの寺や廟があるけれど、
そのすべてが神さまを祀っているわけではない。
若くして亡くなった人や、身寄りのない霊を祀った廟も台湾各地にある。
そのひとつに、未婚で亡くなった女性が祀られている「姑娘廟」がある。

23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

ジャズの深い森

ここ最近、ジャズばかり聴いている。
しかし、ジャズが好きなのかと聞かれると、実はよくわからない。
好きなような気もするし、そうでもないような気もする。
ジャズは、聴けば聴くほど深い森のように思えてくる。

20:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

聴説 台湾よもやま話 vol.13 「言葉の落差」

 

廊下にすみに消火器が置かれている。
日本と同様、赤い円筒の上に取っ手とホースがついている。
しかし、胴体に毛筆で書かれた字を見てギョッとする。
「滅火器」。
あまりの噴射力に火はおろか、
壁ぐらいなら簡単に突き破ってしまいそうだ。

22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

聴説 台湾よもやま話 vol.12 「『開』の怪」



「日本語は動詞がたくさんあって覚えるのが大変だ」
日本語を勉強している台湾人の友達がこんなことを言って、
服を着るときのことを例に挙げた。
確かに僕たちは日常的に、シャツを「着」て、
ズボンやスカートを「履」き、帽子を「被」り、
イアリングやネックレスを「付」けて、指輪を「嵌」める。
身につけるものだけでも、これほどの動詞に囲まれている。
しかし、中国語ではたったふたつしかない。
「穿衣服」、「戴帽子」といった具合に、
衣服は「穿」、装身具は「戴」を使えばこと足りる。
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23:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark

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